天竜杉の床を素足で駆ける春。五感で愉しむ「自分たちらしい」暮らしの始まり
浜松の街並みにも柔らかな新緑がまぶしい季節がやってきました。4月は進学や進級、新しい生活が始まる節目の時期ですね。当事務所の周辺でも、山々の木々が芽吹き、生命の力強さを感じる日々です。
この心地よい春の陽気の中、皆さんはご自宅でどのように過ごされていますか?窓を開け、春の風を家の中に採り入れたとき、ふと「ああ、気持ちいいな」と感じる瞬間。当事務所が大切にしているのは、そんな日常の何気ない「愉しみ」をデザインすること。
思わず素足になりたくなる、杉や桧のサラッとした触感。
当事務所が家づくりにおいて最もこだわっている素材の一つが、地元・浜松が誇る「天竜杉」です。杉の床材の最大の魅力は、その柔らかさと温かみにあります。量産型のハウスメーカーで一般的に使われる合板フローリングとは異なり、無垢の杉材は空気をたっぷり含んでいるため、冬は冷たさを感じにくく、湿気の気になる季節でもさらりと心地よい肌触りを保ってくれます。
春の柔らかな日差しが差し込むリビングで、子供たちが素足で元気に走り回る。あるいは、仕事の合間にふと床に寝転がってみる。その時に肌に伝わる杉の質感は、理屈抜きに「気持ちいい」ものです。私自身、自宅ではゆったりと寛ぎたい派なので、緊張感を強いるようなクールな空間よりも、つい触れたくなるような温かみのある住まいを大切にしています。
家づくりは、「暮らし方」につながる、創造的な作業の積み重ね
「自然素材はいいけれど、性能はどうなの?」という疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。実は、自然素材がもたらす「情緒的な心地よさ」と、現代の高度な「建物性能」は、車の両輪のような関係です。
当事務所では、住まい手の「安全」と「経済性」を第一に考え、以下の基準を標準仕様としています
耐震等級3:大切な家族を守る、最高水準の地震への強さ。
省エネ等級5以上:高い断熱性能により、少ないエネルギーで夏涼しく冬温かい暮らしを実現。
長期優良住宅対応:永く愛着を持って住み継げる質の高さ。
「過ごしやすい」という感覚は、こうした確かな技術と数値に裏打ちされた安心感があってこそ、本物になると信じています。
正直な所、太陽光発電には余り興味はありません。載せないほうが街並みは美しい、と思うから。御希望があれば載せます、程度です。
家を建てることは、単なる「住宅」という入れ物やステイタスを手に入れることではありません。それは、自分や家族がこれからどのような「暮らし方」や「生き方」をしていきたいかを深く意識する、とてもクリエイティブな作業です。既製品の車をポンと買うのとは違い、依頼主の数だけ、家づくりの答えがある。だからこそ家づくりは難しく、そして難しいからこそ、完成した住まいに深い愛着を持って住みこなしていく愉しみが生まれるのです。
もし、住宅展示場の家を見て「自分たちが本当に求めているものと少し違うな」と感じたり、営業マンの契約攻勢に疲れてしまったりしたときは、ぜひ当事務所を「駆け込み寺」だと思って連絡してみてください。 図書館で雑誌「チルチンびと」をめくるような、ゆったりとした気持ちで、まずはあなたの「理想の暮らし」を教えていただければ幸いです。 特に、金利上昇、資材高騰の今だからこそ、私の好きなマラソンの戦略のように、「ペースを落として呼吸を整える」ことも大切。
天竜杉の香りに包まれ、漆喰の壁に癒される。そんな五感に響く豊かな暮らしを、ここ浜松で一緒に形にしていきませんか。地元の「木の家づくり応援団」として、皆様の夢の実現を精一杯お手伝いさせていただきます。
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大林勇設計事務所 浜松市浜名区で「木の家に暮らす愉しみ」をデザインしています。 土地探しのご相談からリノベーションまで、お気軽にお問い合わせください。
