薪ストーブと焼き芋

薪ストーブと聞くと

 薪ストーブを設置している、と話すと、「暖かいんでしょ?」「おしゃれですね」という返答が返ってくることが多い。 ただ、そんなに優雅なことばかりでもなく、コンテナに箱詰めして持ち上げるとぎっくり腰になりかけたり、頂いた雑木を車で運んでいるといつの間にか付着した車内で虫が飛んでたり、地味な苦労も当然ある。  我が家の場合は、広葉樹の薪に加え、夏に溜まった現場の杉や檜の端材を焚いているため、焚く物の入手には今のところ困らないが、これから薪ストーブの設置を検討している方には、薪の調達をあらかじめ考えておいたほうがいいですよ、とお知らせしておきたい。 欲を言うならば、土地が広いのであれば家の完成よりも前に薪のストックを作って置くとベター。 さもないと、寒い時期に家が完成して、さて焚こうと思ったときに、焚くものがなく、全量購入薪になる恐れがある。 これは避けたい。

 

 家が建つ前から薪を集める人なんて居ないでしょ、と思うじゃないですか? いやいや、いらっしゃるんですよ。設計する私が「予算オーバーで薪ストーブは難しいですね」と言えないほどに前のめりのファミリーが、それも過去に複数。

 

それくらいベクトルが定まっていると、伴走する立場の私としてはやりやすい。 インスタ映えするからとか、暖房費がタダだから、で話が始まると、「薪を焚いて、火を扱う」意識がフワッとしていて、結局使わなくなる可能性が高いと予想する。

面倒なことを面白がる

 面倒なことを面白がるのは、生まれながらの性格かなと思います。 私の場合は、無いものは作ってみる、という工作少年だったころの気持ちが、今の生活の原動力。 薪の原木をもらってくるのも面白い、薪を割るのも面白い、当然焚くのも面白い、熾火になったらさつまいもを濡れた新聞紙で巻き、アルミホイルで包んで放り込むのもいい。 レンジでチンでもできそうですが、面倒なことが却って面白くて。繰り返し楽しめる。

 

 今年は、頂き物のさつまいもでしたが、今度は庭でさつまいもを作りそうな気もしています。生活にも遊びを。 初期費用はかかりますが、外遊びが好きなファミリーには、薪ストーブオススメです。