
先日、静岡県建築士会主催の「安藤忠雄講演会」に参加してきました。
写真・動画はNGのため、無しで。 購入した書籍にサインいただきました。印税は、各地の「こども本の森」に投入されるようで、私の母校北海道大学の敷地内にもただいま建設中のようです。 私世代だと、大学で建築を学んでいた頃が、まさに安藤忠雄ブームで、建築学生にとってはメジャーリーガーのような存在でした。 北海道に居たので、トマムにある、「水の教会」も見に行きました。
今のようにインターネットで自由に無料で動画を見たり、建築写真を見たり、ということはできなかったので、本州から海を隔てた北海道では、有名建築家と呼ばれる人を生で見る機会って本当に無かったのです。 今の学生は、情報が溢れていて本当に羨ましい限り。

さて、以前浜松市内で開催された安藤さんの講演会に参加したのは、いつかとググると2009年7月のようです。 16年経って年齢を重ねてもまだまだ元気な様子。 紹介された作家サムエル・ウルマンの詩の一節「青春とは人生のある時期ではなく心の持ち方をいう。」をまさに地で行くような活力。 見ている人にも元気を与える存在、素敵です。

国内外の旅行で行った先で、安藤建築に出会うことも多く、世界で戦う偉人とバッタリ出会うような気持ちになったことがあります。 少なくとも私にとっては、作品訪問が旅行の目的地の一つになる存在。

なお、長男が2歳の頃、新幹線を楽しみながら、建築を学ぶ者なら誰もが憧れる、大阪府茨木市の「光の教会」へ、と建築巡りをしたのですが、ちょっと早すぎたようで建築教育洗脳作戦に失敗(笑)。 今では、同じ関西でも京都で顕微鏡を覗く別の学問に熱中しています。