
窓辺で涼風を受けながら板張りの床で昼寝しようとしていた、休日の昼下がりのこと。
天井を見あげながら、目に入る杉の天井の素朴な表情と、背中側で感じるサラッとした肌触りに、「気持ちいいなあ」と思ったら・・・2時間経ってました(笑)。自分で設計しておいて何ですが、それくらいリラックスできる自宅です。
家づくりとは、「住宅」という入れ物やステイタスを作るのではなく、実は自分や家族流の暮らし方や生き方を意識することであって、モノとしての車をポンと買う感覚とはちょっと違うよな、というのが私の考え。 だから、当事務所の大きな仕事は「自然素材、特に木材の見える、木の家に暮らす愉しみをデザインすること」。
夏は木の床をハダシで歩きますよ、ゴロ寝もしますよ、冬は薪ストーブを焚きながら、カレーやおでんを煮込んで焼酎のお湯割りを楽しみますよ、自宅にはユルい暮らしを求めるのも良いものです。

なお、家主のユルい生活を反映したのか、畑のコンポストの中からかぼちゃが発芽!
ただいま、芝生ゾーンに侵入しています。雄花と雌花の存在を確認。子供たちが小さいときだったら夏休みの自由研究の格好のネタだったのになあ、10年くらい遅かったか。

食材候補を発見! 肥料を与えながらすくすくと成長を見守りたいと思います。