
お恥ずかしい話、息子の引越の荷物の仕訳で、慣れない中腰体勢で作業していると、うめくような痛みで「ギックリ腰」発症。まあそんな話は良いのですが、以来ジョギングを再開しながら立った姿勢を今まで以上に意識するように。 体の重さをスッと真下に無理なく下ろす。 姿勢が悪いと腰が疲れ、痛みにつながる。
これって、木造住宅の骨格の考え方にとても似ている。
屋根の重さを2階に落として2階の重さを1階に落とす。もちろん、すべての荷重を1階に落とすために、柱の位置を揃えて居間のど真ん中に柱が発生させるわけには行かないので、力を逃がしながら確実に土台や基礎に荷重を伝えていく。
ここで骨格を考えずに無意識にプランを考えると、材寸の大きな梁が発生する「力技」で解決することになり、見た目も美しくないし、構造の不安も残る。
上から下にスッと素直に荷重を伝える、そんな木造の骨格を整えることを今回のギックリ腰で再認識(笑)。