
こんにちは、大林です。
子供の進学に際し、アパートを探すことになり、長男は1回、次男は2回で私は二人合わせて合計3回探したので終の棲家探しではないですが何となく、学生アパート探しのコツが見えてきました。
①条件のいい物件は内見をして迷っている暇はない。
一つの物件は、複数の業者が仲介を扱うため、早いもの勝ち。申込みを急がせる営業手法だと思いますが、スピード勝負。
②条件のいい物件は、そもそも内見できる空白期間はほとんど無い。
退去するやいなや、次の入居者が決まる、もしくは事前に予約が入っているため、見て選ぶことは出来なさそう。 遠い街だと、行っても意味がないかなと個人的には思います。
③部屋探しは情報力と想像力勝負。
グーグルマップやストリートビュー、「とある」事故サイトなど、事前に入手できる情報は、ネットで調べる。 周辺環境やお店の情報も調べる。 建物はどちらを向いているの?暑さ寒さ、は? 窓から何が見える? 隣の建物?山?道路?
特に北国では、外気に面する壁が少ないほうが圧倒的に有利。 私の場合は、建築環境の知識が大いに生きます。
④内見できる条件のいい部屋があっても、契約した途端に家賃が。
内見できて条件が良くても、「ではこの部屋で」と言った途端に、家賃が発生します。何ヶ月も前から住んでもいないのに家賃が発生する、なんと無情。できれば、空室の家賃発生は避けたい。
⑤トータルコストも忘れずに。
割安な家賃にも見えても、学校までの交通費や遊びに出かける交通費が割高では家賃のメリットは薄れます。 建物性能が低くて、光熱費がバカ高物件も避けたいところです。 あと、インターネットやエアコンの有無も重要。 個別にインターネットを引くと4~5千円/月かかります。ヘビーユーザーでなければ、備え付けのものでも十分かな。 エアコンを自分で用意する物件もあり、家賃が安くても結局高くつくことも。
そんな訳で、我が家は今回、大学生協の不動産部の事前予約という方法で秋頃に現地に行かずしてアパートを決めました。 4/1に答え合わせのような気持ちで鍵を受け取り、入居に立ち会いましたが概ね予定通りの部屋探しが出来たかなと思います。
実家を出て暮らす子供たちに「オヤジ、なかなかのチョイスやな」と思わせるのが私の部屋探しの醍醐味。 建築や宅建の知識が実生活で生きるのは嬉しいものです。