実家は心の拠り所?

2人とも小さかった時代の写真
2人とも小さかった時代の写真

年末に長男次男が帰省するわ、年が明けたら次男の20歳の集い(旧・成人式)があるわ、12月に次男のスーツを買いに行けば、筋トレをしすぎて標準体型から外れ、店頭にスーツが無いわ、でバタバタしてやっと落ち着いて仕事ができたこの1週間でした。

でも、4人揃う年末年始は、やはり楽しいものです。2人とも実家を離れてもう5年。帰省してくるたびに成長の跡が見て取れ、小さかったときとは違う親としての楽しみがあります。

帰省してくると、自分の部屋へ。我が家では、子供部屋は2階ですが水回りも2階にあるため普段から引戸を開け放って開放してあり、住人がいなくても洗濯物を干して畳んだり、アイロンを掛けたり子供部屋を有効活用しています。でも帰省時期が近づくと荷物を移動して掃除をし、何事もなかったように子供部屋に戻すわけです。

依頼人の住まいを設計する際にも子供部屋で心掛けているのは小さく区切らない、建具は引戸、この2点です。全体構成上引戸がつかない場合もありますが、住人がいなくなっても引戸を開放しておくと空間に使い道が生まれ、実に便利です。
逆に狭い部屋を壁とドアで仕切ると物置になってしまいがち。

いつまで経っても実家は心の拠り所。たまにしか帰ってこなくても、居場所は残しておいてあげたいものです。