二級建築士の製図試験に臨む学生たちへ。

本日は、二級建築士の製図試験の日。

 

 私が非常勤講師として顔を出している、浜松日建工科専門学校の学生も多数受験しています。 2年間毎週顔を合わせていた学生たちが、3年目の研究科に進み、順調に学科試験を突破し、8月の夏休みもなくコツコツと今日まで製図の努力を積み重ねてきました。 木曜日に模擬試験の様子を覗いてきましたが、習熟度の差はあれど、戦えるレベルに達していると感じました。

 

 私ももちろん製図試験を受験していますが、問題を配られて試験開始のチャイムとともに難題に臨むあの緊張感、草案(エスキス)がまとまって本格的な作図に進む際に「条件見落とし」が発覚してヒヤヒヤ(皆さん割とある)、周りの受験者は作図の完成が近づいている気配・・・、いろいろ思い起こすと、ギリギリの精神状態の中でもがいている学生一人ひとりの顔が目に浮かびます。16時の試験終了まであと少し、静岡と名古屋の試験会場にラストスパート頑張れー!!と、念を送ります。 

 

 来週学校に顔を出すときには、研究科生は遅い夏休みが始まり、しばらく会わないかも知れませんが、発表の際には一人でも多くの「シン・二級建築士」が誕生することを願って止みません。

 

 我が家の長男次男は、理系でも建築とは違う道に進んでいるので、非常勤講師を続けている限り、毎年のドキドキとワクワクは続きそうです。