自分の好きな街に住む

 自分の家を建てたいな、と思ったときにどこ(場所)に建てるか?というのは、どこ(住宅会社)で建てるか?よりも重大な選択になると思います。 一般的には、職場への通勤を考えたり、子供の通学を考えたり、土地の値段だったり、先祖から相続した土地だったり、で決まることでしょう。

 

 我が家は、今の場所に住まいを構え、もうじき12年。 元はみかん畑だった土地を購入して、浜松市の大規模既存集落という市街化調整区域の特例を活用し、新築しました。

実家も近く、地縁もあり、交通の便も良い場所でとても気に入っています。 長男次男はすでに進学し別の場所で暮らしていますが、小中学校の通学も不便なく過ごせました。 私自身もジョギング・山歩き・自転車が好きなため、今の場所の程よい田舎感が益々好きになり、若い頃に都会に憧れた気持ちなどすっかり忘れてしまいました。

 

 ちょうど次男の住む(もちろんアパートです)、静岡県東部の駿東郡長泉町という街が子育てに手厚い街として人気とのこと。長泉町、三島市、沼津市、清水町が隣接したエリアのため、この界隈で土地購入から家づくりをされる方は、4自治体の間で大いに悩まれることと思います。

 

 わたし個人的にまず、気にしたいこととしては、地盤と水害ですかね。 いつか長男次男が土地を買って家を建てるのであれば、前述のリサーチは抜かりなく行うと思います。 湿地をきれいに造成した分譲地も普通に不動産市場に出回っておりますので、細心の注意を払いたいものです。

 

 総合的に考えて、「この街が好きだ」と言える場所に出会えると良いですね。