「木を見て森を見ず」にならないように

富士山が見える
富士山が見える家づくり(昔の写真ですいません)

 家を建てるときに必要なのは、バランスなのかなと思っています。 どうしても、住宅展示場に何気なく行って、断りきれずに契約してしまって、の流れだと、とにかく相手のペースに追われてモデルハウスのツギハギになり、熟考できずに家が出来てしまった、という話をよく聞きます。

 

 土地購入前の初期の段階で、

・土地をどのように使う

・車をどう停める

・玄関のアプローチ

・庭の場所は?

・上水道下水道はどちらから引き込まれる?

・雨の排水は?高低差は?

・通行人の視線は?

・外観は整っているか?

などを家の中身と連動して考えていかないと、歪みが生まれがちです。 さらに、人と車の動線により土留工事が発生するとかしないとか100万円単位で工事費も絡んでいくのが厄介です。

 

ただ、最優先して設計に組み込みたい条件が時としてあるのも事実。

 

 冒頭の写真は、独立して最初に仕事をさせていただいた場所です。

朝起きて2階で歯磨きをしながら富士山が見えるといいな、富士市に住む人は北側に富士山を感じながら生活するのに慣れているんだ、と聞いて、これは景色の御馳走だと考え、しっかり組み込みました。

 

 遠い視点と近い視点で家づくりを考えることが長い目で見ると理想の家に近づけるのかなと思います。 土地購入段階からバランスをぜひ考えてみてください。