2階リビングには緩い階段が必須

2階リビング 階段 ゆるい 緩い
2階LDKの様子

 先日、6ヶ月点検と不具合調整を兼ねて家庭訪問してみました。 近況報告などの簡単なやり取りはラインで済ませているのですが、やはり顔を合わせて御家族全員と会話するのは設計者として嬉しく、楽しいものです。 お子さんたちの成長も会う楽しみの一つです。

 

 土地探しから密に連絡を取り合い進んできたので、角地で2階リビングを採用して通行人の視線も気にならず、良かったですよね、と外を見ながら「答え合わせ」の気持ち。

 

 実際、外から見上げてもガラスの反射で中が見えないそう。アスファルトの路面を通ったヌルい風が室内に吹き込むこともなく快適とのこと。

 

 ただ、2階リビングに対しては世の中の建築予定者のうちで一定数のアレルギーが有ることも事実。 2階リビングを快適なものにするためには、緩い階段とセットで考えるのが必須。 間取りのセオリー的には、水回りをすべて1階にまとめると必ず1階面積が肥大化します。 2階は個室だけとなるか、面積の帳尻合わせに吹き抜けを作るか、最終的にはそんなストーリーにならざるを得ません。

 

 総合的に考えて、LDKを2階に上げるのか、LDKを1階においたまま、洗面浴室寝室を2階にまとめるのか、あるいは平屋にするのか・・・。家族の希望、土地の広さ、もちろん予算により、進む道は人それぞれ。

 

 さあ、あなたならどうしますか?  事前に連絡くだされば我が家の緩い階段をご案内できます。 これなら2階リビングもいいかな、と感じていただけるはずです。