新城市・がやがや(我家我家)


以前、ある学校の教頭先生の古民家改修をさせていただいたのですが、まさにその学校の校長先生が「ウチも築150年で古いから、同じように改修したい。」というのがお仕事のきっかけ。

 

30年くらい前のリフォームでベニヤと壁紙に隠された骨組みを推測しながら計画を立てる、経験が物を言う古民家改修でした。当時のリフォームで切られている部材があったりスズメバチの巣が出てきたり、予想外のことも起こりますが、古民家改修は非常に勉強になります。また、作りが簡単だからこそ、部材の入れ替えなどの外科的手術も行いやすい傾向が見られます。

 

薪ストーブも入り、近隣の間伐材を集めて割って薪を作る、そんな手間のかかる仕事をむしろ楽しみながら取り組んでおられるHさん。「まだまだ大事に住むよ。」とのことですので築200年以上も狙えるのではないかと期待しています。

 

<施工> 内藤材木店 請井大工