2008年設計監理料
工事金額の11%+施工図作成費30万円を基準としております。
工事面積の大小、難易度、役所折衝の有無により調整させていただきます。
その他、確認申請、中間検査、完了検査の費用が、別途かかります。
| 元請工務店工事費 |
26,621,000 |
| 設計監理料 |
2,929,000 |
| 施工図作成費 |
300,000 |
| 確認申請・中間検査・完了検査 |
150,000 |
| 消費税 |
1,500,000 |
| 合計 |
31,500,000 |
A多くの全国的ハウスメーカーの設計施工一括請負の場合
| 下請工務店工事費 |
17,400,000 |
| 設計料(設計者は現場監理しない) |
600,000
|
|
ハウスメーカー粗利益
(この中には、販促ツールやモデルハウス維持費、
社員給料など会社の維持費が含まれます。)
|
12,000,000 |
| 消費税 |
1,500,000 |
| 合計 |
31,500,000
|
どちらの表とも、最上部に位置するのが現場に直接投下できる費用だと思ってください。
その差に愕然とする方もいらっしゃるでしょう。
それ程、家作りの費用というのは消費者にとってブラックボックスになっているのです。
ローコスト住宅という言葉がブームになっておりますが、施主にとっての本当のローコストとは、
費用の正しい分配を無視してはかなえられないのが現実です。我々は手品師ではありません。
例えば、塗装は建て主が行う、清掃は建て主が行うetc誰にでもできることは自分で参加し、
業者の仕事にしない。これが理由のある正当なコストダウンの一例です。
裏付けの無いローコストはかえって危険です。
なぜローコストになるのか?その理由を知る事が大切です。
費用を「掛ける」部分、「掛けない」部分を明確にする。
そのような検討を繰り返す事でコストの折り合いをつける。
そこまで含めて、設計者の責務だと考えております。
大林勇設計事務所 20071128
それでは、家作りに掛けられる費用が、税込3150万円の場合、
どのような内訳になるか、逆算した金額を以下に示します。
@大林勇設計事務所が行う設計・施工分離方式の場合
大林勇設計事務所の設計料について
当事務所が考える設計料というものの意味合いをここで説明させていただきます。
まず第一に、設計料とは仲介手数料のような中間マージンのような性格のものでは決してありません。
建て主のために建築に関わるすべてのことを考えるための時間の対価、あるいは計画を考えるための過去の知識・経験に対する対価だとお考えください。考え、判断に間違い、問題があれば、某建築士のように社会問題の中心人物にまでなってしまう責任の対価でもあります。そのためには情報収集を欠かすことなく、社会の動向・新技術への対応など研鑽が必要となります。
そして次にハウスメーカーの見積には設計料という項目が無いかもしれません。そして営業マンにそれはサービスだと説明させると何と無く得した気分になるかもしれません。
ただ、あなたならファーストフードにセットで付いてくるコーヒーと専門店の挽き立てコーヒーのどちらを選びますか?あるいは2者は同じものだと思いますか?
少なくとも私は上記の2者は異なるものだと考えており、当然「考えること」で報酬を得る以上、当事務所は後者のコーヒーのようであるべきですしそのための努力をしています。
建築予定の方にはいろいろ事情もあると思いますので、この考えには無理強いはしません。のどの渇きを癒すことが目的な場合、ただ水分であれば何でも構わない時もあるでしょう。それは当事者次第なのです。
われわれ建築士(あるいは設計士)は弁護士・税理士の方と同様、物を売るのではなく、意義のある知識・経験・技術で報酬を得る仕事ですので設計料はそれに対する報酬とお考えください。
ただ、このように費用を頂くわけですから、依頼者だけの希望を実物にする為の詳細設計を行い、その工事が適正に行われているか監理する事は当然のこと、コストコントロールについての知識もそれなりに備え実践しています。
依頼者のためだけに知恵を絞って、一つだけの解決方法を提案する、その点も併せて考慮していただくと設計料が無駄な費用で無いことに気付いていただけるのではないでしょうか?
大林勇設計事務所の設計料率